「僕が骨膜を緩めようとするのは、皮膚と骨膜に経絡的な連動性があるためです。」

「経絡的な連動性と言いますと?」と町会長。

「入浴した時に馬毛ブラシで皮膚をこすると、皮膚が緩むのですが、皮膚が緩んでも骨膜は緩みません。」

「それでは、皮膚と骨膜の間には経絡的な連動性がないということになりませんか」と町会長。

「おっしゃる通りです。緩めるという方向、言い換えれば、長生きをするという方向においては、連動性がありません。」

「それでは、皮膚の可動性が悪化するという方向、言い換えれば、老化が進むという方向では連動性があるということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。例えば、新型コロナに感染して、肺の機能が低下し、肺経が支配する皮膚の可動性が低下すると、半年ぐらいして、骨膜の可動性が低下すると推定しています。」

「そのとき、馬毛ブラシで皮膚を緩めても、骨膜は緩まないということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。それだけではなく、3日もすると、皮膚は元の状態に戻ってしまいます。」

「骨膜と連動性があるため、元に戻ってしまうということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。僕の研究では、皮膚は粘膜や小脳の軟膜とも連動性があります。」

「それでは、皮膚の可動性が低下して老化が進むと、骨膜と粘膜と小脳の軟膜を緩めないと、老化した皮膚を元に戻せないということなのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「それで、鶏肉を毎日食べているのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「アミノ酸欠乏症ということですが、鶏肉には必須アミノ酸は入っているのですか」と町会長。

「鶏肉のアミノ酸スコアは100です。」

「『アミノ酸スコア』と言いますと?」と町会長。

「ウィキペディアの『アミノ酸スコア』に、『アミノ酸スコアは、食品中の必須アミノ酸の含有比率を評価するための数値である。特定の食品に対し、窒素1gあたりに占める必須アミノ酸が基準値と比較してどれだけ含有されているかを評価するものである』という説明があります。」

「『窒素1gあたりに占める必須アミノ酸』と言いますと?」と町会長。

「『アミノ酸スコア』の『アミノ酸スコアの計算方法』の項目に、『アミノ酸スコアの計算方法は、タンパク質を構成する窒素1g あたりに占める各必須アミノ酸のmg数で表され、FAO/WHO等による合同委員会が基準としたアミノ酸評点パターンに対する割合で算出される』という記載があります。」

「『タンパク質を構成する窒素1g あたりに占める必須アミノ酸』という意味なのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。それでは、必須アミノ酸も十分に摂っているということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。豆腐もアミノ酸スコアは100なのですが、豆腐も毎日食べています。」

2021/7/6

<水道後記29>
掘り出した土を山盛りに積んだビニールシートの下がびっしょりになっているので、キッチンの北側に埋設されている水道管のどこかに亀裂が入って水漏れしているのではないかと思った。

ここまで書いて筆者は、キッチンの北側、北東の角から2メートルほどのところを掘る直前に掘っていて、掘ったままの状態であったことを思い出した。<続く>

2024/6/19